「日日是好日」あなたは、”今、ここ”に居ますか?
どうも。馬場佐希子です。
突然ですが。
茶道始めました
整体的、春の迎え方で、断糖を宣言したのに、うっかりお茶菓子とお抹茶を頂いた話を書きました。
ずっと氣になっていた茶道を始めたのです。
ヨガも、整体も、和の頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー/お手当て)にも共通している、「上虚下実」を体得出来そう、という感覚があったのです。
まだ始めたばかりで、茶道のことを書ける程には何も分かっていません。
まっさらな状態で行こうと、本さえ読んでいません。
でも書きます。(笑)
茶道を始めたことで、「これはもう、時間がかかるな」と肚をくくれたのです。
これは私にとって、とても大きな収穫でした。
ヨガも整体も、和の頭蓋仙骨療法も、ものにするには時間がかかります。
そして、頭で理解するよりも、身体で感じる、身体で覚えていくものです。
これは、特別なことではなく、子育てにも日常のすべてに通じることです。
焦り
やっていると、つい焦りが出て、やればやるほど、早く身に付くのではないかという思いが出てくるのです。
そして、それが邪魔になるのです。
茶道を始めたことで、あー、これはもう身体が勝手に動くようになるまで、繰り返し繰り返し、時間をかけてやって行くしかないんだと言うことがはっきりと分かりました。
ヨガや整体、和の頭蓋仙骨療法で言われたことが、すとんと、腑に落ちたのです。
早く、早く身につけたいと焦る心が、ようやく静まりました。(笑)
良かった、良かった。
身体感覚を磨く
ヨガでは、メモを取らなくていい、感じることをしていけば、自然と身に付いてくる、と言われました。
整体は10年かかると、先輩方は仰います。
整体でも、メモを取るより、集注して聞く方が上達が早いと言われます。
和の頭蓋仙骨療法でも、同じようなことを言われました。
ところが、メモ魔の私は、ヨガを始めた頃は、必死にメモを取りました。
人の言うこと、全然っ聞いてないですね(笑)
メモすることをやめてから、身体に染み付いてきました。
整体も、始めの頃はメモしていました。
でも、すぐにメモすることをやめました。
お茶も、メモは御法度です。
ただ、面白いのが、終わってからメモするのは良いそうです。
それは、メモというより、自分のものになったものを書き出すアウトプットなのかもなあ、と今なら思えます。
少しずつ、少しずつですが、手放せてきました。
そうして、言われた通りだったな、とやっと自分で氣付くのです。
「頭で考えるより、手がすーっと動いたところが正しいことの方が案外多い」と、先日、山上亮先生にも言われました。
身体で感じるのです。
お産にも子育てにも身体感覚が必要
この頃になって、お産も育児も、身体感覚がすごく必要だな、と感じるのです。
自分がどうしたいのか、自分がどうするのが心地よいのか、もの言えぬ幼いこの子は何を求めているのか、などが、身体感覚が磨かれていると、すっと自然に分かるのです。
お産も、子育ても、本能的な営みだからでしょうね。
お産の時のことは、下記の記事に書いています。
私がマタニティヨガをおすすめする、たったひとつの理由。
お産の時、リラッスするために必要なこと。
あなたは、”今、ここ”にいますか?
私はよく、頭が忙しくなって、”今、ここ”にいることができなくなります。
プライベートで心が乱れるような大きな出来事があると、仕事にもその氣持ちを引きずったままになったりします。
先日の、大事なイベントを急遽中止したことも、まだまだひきずっています。
全然、切り替えられないのです。
そんなときこそ、地に足つけて大地に根を下ろし、どっしりと腰を低く据え”今、ここ”に居る必要があります。
ふわふわふわふわ、これではいけませんね。
子どもは、特にその氣配を感じ取ります。
お母さんが落ち着かないと、子どもも落ち着かなくなります。
小さき人ほど、それを敏感に察知します。
だから、お母さんが他のことに氣を取られていると、泣いたり、手のかかることをしたりして、お母さんを自分の方に向かせようとするのです。
あなたも、思い当たることがありませんか?
心を込める
茶道をはじめて、良い影響がありました。
心が表れるということが、感覚的に分かってきたのです。
だから、意識することが大切なのです。
これも、万事に通じます。
例えば料理にしても、心を込めて作ったものと、そうでないものが違うのは、食べて分かりますよね。
空腹を満たすものは誰にでも作れるかもしれませんが、食事をすることで、心も満たされるような料理が出来る人は少ないのではないでしょうか。
お母さんのおむすびがおいしいのも、お母さんの愛情があってこそですよね。
そういう目に見えないものにこそ、真価が現れます。
でも、それは、心が”今、ここ”にないと、できないのです。
頭が忙しくて、氣持ちがそこになければ、そうはならないのです。
キチンと、心を込めて、目の前の物事に取り組むことは、遠回りに見えて、一番の近道なのではないでしょうか。
お子さんへの対応でも、思い当たるところがありませんか。
食い散らかした食卓、食べこぼしが散乱する床を片付けたいけど、子どもが泣く、抱っこして〜と離れない等ありますよね。
片付けを先にしたい、散らかっているのが氣になるのはやまやまですが、まずはお子さんの相手をしてみてはいかがでしょう。
お母さんの注意が、しっかり子どもに向いていることを感じて安心すると、その後のことがスムーズになります。
うぎゃーっ!と泣かれながら、ダッシュで家事をやっつける!のも良いですが、時には流れを変えてみるとうまくいくことがありますよ。
お子さんの相手をしていたら、なんだか眠そう、で、そのままお昼寝。
ついでに、自分まで寝ちゃって、目覚めた部屋のぐちゃぐちゃ具合に、後悔・・・なんてこともありますよね。
いいんです!!あなたにも休息が必要だったということです。
”今、ここ”を生きる
私たちはいつでも、過去のことを悔やんだり、まだやって来てもいない未来を思い悩んでいますよね。
どんなに悩んでも、過ぎ去った日々に戻ることはできないし、未来に先回りすることもできないのに、です。
沖ヨガの沖正弘先生も、野口整体の野口晴哉先生も、著書に同じようなことを書かれています。
万事に共通するのですね。
どんな些細な日常でも良いのです。
そんな些細な日常こそが幸せだとも感じます。
しっかりと地に足をつけて、”今、ここ”を生きたいですね。
禅
初めてのお稽古で、ぼーっとお軸を眺めていると、「あなた、これ読める」と先生。
「松に・・・無・・・?」
「”松に古今の色無し”と読むのよ。」
意味は・・・、省略します。書かんのかいっ!(笑)
形よりも心を伝えたいと仰ったお茶の先生。
あー、ここに来てよかったな、と思ったのです。
ヨガは”動禅”。
茶道も”禅”だと言われます。
共通点はほんとうにたくさんありそうで、日常にも活かせそうで、またわくわく、楽しみが増えました。
「日日是好日」
「日日是好日」
あなたは、読めましたか?
「にちにちこれこうじつ」
です。
意味は・・・、省略します。また、書かんのかいっ!(笑)
これも頭で分かっているだけで、まだ、本当には分かっていません。
そうなればいい、そうなりたいという願望です。
”今、ここ”を生きることで、苦境と呼ぶような事態も、その状況を楽しんで生きていけるかもしれません。
茶道を始めたことで、今私のやっていることや、生き方が、これはもう、時間をかけて手にしていくしかないということがはっきり覚悟出来ました。
茶道を始めたことで、焦りを手放せた氣がします。
子育ても同じですよね。
お産もそうです。
渦中にいると、終わりがないように思えたり、すぐに結果を求めたりしがちです。
早く、早くと、結果を求めて焦ります。
でも、そうではないのです。
”今、ここ”を丁寧に生きることで、分かってくることがありそうですね。
相変わらず、すぐに結果を求めて、前のめりになりそうな私ですが、そんな自分自身に少し変化があります。
ヨガのレッスンにも、私の変化が現れています。
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