マタニティレッスンのご卒業おめでとうございます
どうも。広島の『産前産後の身体パートナー』馬場佐希子です。
実はね、初めての卒業生が出たんですよ。
広島で初めてスタートした妊婦さん向けの連続講座。
妊娠中からのお付き合いだった方たちのご卒業なんです。
そこで、今日は継続レッスンに通われた方へ、はなむけの言葉を送ります。
馬場の信念が分かる記事にもなっています。
こちらの記事も信念が分かる記事でオススメです。
痒いところに手が届く!あなたにとってそんな身近な存在になりたい。「馬場助産院 たんぽぽYOGA」を開業しました。
正しさの押しつけはお断り。でも、子どもの成長・発達を助けることができて子育てが楽になる方法があるなら知りたいし、やりたいよね。
妊婦さん向けの継続レッスンを用意した理由
妊婦健診にも通っている。
行政の両親学級だってある。
産院のマタニティクラスや、マタニティビクス・マタニティヨガだってある。
それなのに、どうしてこの講座に出なきゃいけないの?
必要ないよね?
そんな風に断られる可能性ばかりを、わたしは探していました。
だけど、病院や地域で出会ってきたお母さんたちの話を聞く中で、絶対に必要っ。
行政や、産院のサポートだけでは満たされない妊娠中の欲求や要望がある!
孤独な育児をサポートしたい。個々に合わせた丁寧な関わりが、この講座ならできる。
そう信じてこの講座を立ち上げたんです。
だから、初めて参加してくださった彼女たちのことはわたしにとって、すごく特別な存在です。
卒業を迎える妊婦さんとご主人の会話
いよいよ、卒業の時期が近付いてきました。
暖房のきいたお部屋で、しんみりとなんだか大事な話をするようにAさんはゆっくりと切り出しました。
「先生、旦那さんとこんな話をしたんです。」
「先生のレッスン、もうすぐ終わりなんだよね」
「ウソんっ?!続けられるように先生にお願いしなよ!」
「こんな会話を旦那さんとしたんですよ。」
「でもね、やっぱり教えてもらうだけじゃなくて自分でやらなきゃ変わらないと思うんです。家でやらなきゃいけんかな、って。」
あなたと赤ちゃんとの土台をしっかり築いたのだから、大丈夫!
その通り。そのために、何度もなんどもここに足を運んだんですから。
私からの質問に、すんなり答えることができるようになったんですから。
自分がやらなきゃ変わらない。
そう思えているなら、大丈夫。
「旦那さんは、先生とのつながりが切れちゃうのが心配みたいです。
先生とつながっていることが安心だったみたいです。」
そうですね。継続レッスンの時は困った時はなんでもいつでも相談できましたもんね。
だけど、ちょっと思い返してみてください。
あなたは言っていましたよね?
「いつでも相談できる安心感があるから不安にならずに子育てできる」
と。
けど、実際はいつでも相談できる状態でもあなたから相談してきたことはほとんどありませんでしたね。
いつもいつも、自分の力で解決していけました。
試行錯誤しながらあなたがトライしたその方法で、赤ちゃんとの暮らしがうまくいくようになりましたよね。
うまくいかなくて、心配になったこともあるかもしれない。
そんな時も、あなたは乗り越えてきましたね。
親子で倒れて大変だった時もありましたね。
元気な顔を見ることができた時、心から安堵しました。
これから先、大変なこともあるかもしれません。
でも、これから先の長い人生でたくさんの困難を乗り越えるための土台が妊娠中から産後半年までのこの期間でしっかり築けたはずです。
困った時の解決策も一緒に探りましたね。
その経験をたくさんしたあなただからこれから先も大丈夫。
平坦な道ばかりじゃないかもしれない。
だけど、自分で答えを見つけていけますよ。
もし、指南役が必要な時はその時に必要な人に出会えるはず。
だって、あなたは行動できる人だから。
妊娠中から私に出会ってくれたから。
見つけてくれてありがとうございました。
これからのご家族の健康と幸せを心から願っています。
追伸)Mちゃんが歩くようになった頃、また同窓会をしましょうね。
少し大きくなった赤ちゃんとひと皮もふた皮も剥けたあなたに会えるのを楽しみにしています。
半年間、ありがとうございました!
ご卒業、おめでとうございます。