陣痛は悪者?陣痛が主役?あなたが主役の出産をしよう。
どうも。「産前産後の身体パートナ」の馬場佐希子です。
今日は、陣痛のことを書きます。
痛くて、痛くて悪者にされがちな陣痛ですが、これがなきゃ産まれない!
陣痛を悪者にせずに、お産が前向きになるような記事です。
陣痛が主役ではなく、あなたと赤ちゃんが主役です
安産を望むなら、これだけは必要。で、リッラクスした方がお産はうまく行くと書きました。
陣痛に対して、どんなイメージがありますか
陣痛が怖くない人はいないんじゃないでしょうか。
未知の痛み。
恐怖。
いつ始まるか分からないそれ。
どれくらい続くか分からない先の見えないもの。
不安からくるものも大きいでしょう。
でもそれは、あなたにとっての陣痛のイメージです。
ちょっと見方を変えてみて下さい。
赤ちゃんにとって、陣痛って何でしょうね。
産まれてくるために必要なものですよね。
見方を変えると、陣痛に対しての捉え方が変わります。
捉え方が変わると、出産が主体的なものになります。
あなたの出産なのです。
あなたが産むのです。
主役はあなたです。
陣痛が主役ではありません。
もちろん、陣痛は悪者でもありません。(笑)
陣痛って何?
陣痛の定義
「陣痛とは不随意に周期的に反復して起こる子宮洞筋の収縮であり、陣痛発作と陣痛間欠を繰り返す」
「分娩の開始時期は陣痛が規則正しく発来し、胎児娩出まで続く陣痛で、陣痛の周期が10分以内または1時間に6回の頻度となった時点」
日本産婦人科学会より
これを読むだけでは、痛そうじゃありませんね。(笑)
陣痛はなぜ痛いの?
子宮が収縮することに伴う筋肉の収縮痛、皮膚や筋肉が伸ばされる伸展痛、骨や臓器を押される圧迫痛です。
その他諸々。
例えば・・・。お食事中の方失礼します!
またまた出ました。
お産とは切っても切れない、う○ちの例え。
下痢の時、お腹がぎゅーっと痛くなりますよね。
下痢のときは、お尻まで痛いですよね。
生理痛のある人は、生理の時、下腹部がぎゅーっとなる感じ。
伸展痛は、次のことで体感してみて下さい。
Blogを読んでいるあなたも、下記の2つのことを一緒に試して下さい。
用意はいいですか?
バージョンA.
拳をギューと握りしめて下さい。
拳をぎゅーっと握りしめたまま、手の甲の皮を、びよーんと引っぱり伸ばして下さい。
痛いですよね。
伸びませんね。
当然です。
続いて、バージョンB.
拳を緩めて、手の甲の筋肉が緩んだところで、先程と同じように、びよーんと引っ張って下さい。
痛みもないし、よく伸びますよね。
これ、子宮の収縮も同じです。
緩んでいる方が痛くない。伸びもいい。
緊張が強い状態=バージョンA.
リラックスして、頭ぽか〜んと、無駄な力が抜けている状態=バージョンB.
どちらが良いのかは、一目瞭然。
拳で手の皮びよ〜んで体感出来ましたね。
圧迫痛は、歯医者さんでの奥歯の治療をイメージしてもらえると分かりやすいです。
奥歯を治療するときは、がーっと大きな口を開けて、お口の中をガシガシ触りますね。
うっ。お口の中が痛くなって来たので詳しく書きませんが・・・そんな感じです。
そりゃあ、ひとりの人が、出てくるのだから、そこら中痛いですよね。
でも、この痛みもあなた次第で変化させられます。
安産を望むなら、これだけは必要。で書きましたが、緊張がほどけてリラックスした状態は理にかなっている、ということです。
安産になりやすいということです。
出産の時にリラックスできる状況をつくる
そこで、バースプランが出てきます。
バースプランって何書けばいいの?!と戸惑っているあなたに。
バースプランに書き加えて欲しい、あるひとつのこと。
これまた、お食事中の方は失礼!!
う○ちはどんなときに出やすいか、どんな時に出にくいかという話をしました。
緊張していると出ない
時間に追われていると出ない
人に見られていると出ない
知らない場所では出ない
旅行中は出ない
出たとしてもすっきり出ない等ありますよね。
どんな時に出るかというと・・・
リラックスしてほっとしているとき
ベストのタイミングでトイレに行けたとき
よく身体を動かして身体が整っている状態のとき
などなど。
これが、大体お産の状況と一致します。
知らない人がたくさん見ている中での出産はリラックスできませんね。
ひとりで静かに産みたい人もいるでしょう。
旦那さんや家族に支えれられながらの方がリラックス出来る人もいるでしょう。
バースプランでは、ひとりで静かに産みたいと書いたけど、いざ出産の場になったら、旦那さんの手が温かくて安心感があり、ずっとそばにいて欲しいと思うこともあるでしょう。
あなたが心地よく感じる状態が、リラックス出来る状態。
安産に進む方向です。
あなたの緊張は、赤ちゃんに伝わる
想像してみて下さい。
ぎゅうぎゅう、緊張と子宮収縮で締め付けられると赤ちゃんも苦しいですよね。
ふんわり、ゆったり、柔らかいと、温かそうで心地良さそうですよね。
陣痛を、あなたと一緒に赤ちゃんも快適に過ごすために、陣痛中の過ごし方が大切になってきます。
陣痛は、赤ちゃんとあなたの共同作業
陣痛は、赤ちゃんが産まれてくるために必要な痛み。
陣痛は、出生後の赤ちゃんの呼吸を助けるのに必要だとも言われます。
ホルモンの作用と、陣痛による子宮内圧の変化が、赤ちゃんの肺をマッサージすることにもなるのです。
陣痛中も、お腹の赤ちゃんと話してみて下さい。
あなたの身体が感じるままの感覚を味わって下さい。
陣痛によって、ホルモンも出て、赤ちゃんが出てくる直前には、産道はふわっふわになります。
温かく赤ちゃんを包み込んで、あなたの全身で赤ちゃんを抱きしめているような感じです。
陣痛を起こすホルモンと、おっぱいを出すホルモンは同じです。
出産が、授乳にも影響するのです。
人の身体は本当に良く出来ていますよね。
出産については、分からないことも多くありますが、人間の身体は本当に良く出来ています。
お産は神秘です。
あなたは産む力を持っています。
身体の持っている潜在能力はすごいのです。
自信を持って下さい。
陣痛は赤ちゃんと自分にとって必要なもの
そう思うと、恐ろしかった陣痛が、悪者から、必要なものとして捉えられますよね。
陣痛をうまく乗り切る方法も思いつきますよね。
陣痛が愛おしくなりませんか。
あなたにとっても赤ちゃんにとっても、陣痛は必要なことです。
陣痛に対する捉え方が変わると、お産への向き合い方が変わります。
陣痛が主役ではなく、あなたと赤ちゃんが主役です
え?まだ不安?
そんなときは、私に会いに来て下さい。(笑)
氣付いたときが始め時。
出産までにゆっくりと心も身体も準備していきましょう。
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