産後の尿漏れにおすすめの体操が知りたい。体操よりもまずは尿漏れ改善のためにやめることをご紹介
どうも。「産前産後の身体パートナ」の馬場佐希子です。
産後2週間の方からご相談を受けました。
尿漏れや、立つとおしもの違和感があるとのことでした。
今日は、そのご相談にお答えします。
産後2週間の実体験や、他の質問は下記をリンクも参考になります。
母乳不足?産後2週間の実体験。旦那さんのこんな姿勢に助けられました。
「母乳が足りない?生後2週間で不安を感じています。」にお答えします。
ご質問
産後の尿漏れにおすすめの体操が知りたい
尿漏れや、お下の違和感が気になります。
オススメの体操を教えてください。
Cさん
産後すぐ、排尿障害になりました。
おしっこがトイレまで持たなくて、じゃーじゃー出てしまいました。
今は、少しマシになりましたが、トイレまで間に合わなくて、じゃーじゃー出るので、大人用のおむつを充ててました。
Cさん
今は、落ち着きましたが、立つと膣の違和感があります。
骨盤底筋を鍛えてると、自然と治まりますか?
Cさん
回答
産後尿漏れ改善の体操よりもまずおすすめしたいこと
そうでしたか。それは、大変な思いをしましたね。
オススメの体操が知りたい、とのことですが、まずは、横になる時間を確保しましょう。
それが最優先です。
馬場
その理由はこちらの記事でも詳しく書いています▼
産後の安静はいつまで?いつからどのくらい動いていいのかを解説
まず、どんな出産だったか教えて頂きましたが、赤ちゃんが大きかったのですね。
妊娠中はさほど、体重が増えているわけでもないですし、妊娠中は尿漏れもありませんでしたよね。
元々、よく身体を動かされて、体幹の筋力もしっかりありましたし、骨盤底筋を整えるようなこともなさっていましたよね。
妊娠前から、身体をしっかり使ってきたので、「尿漏れ」→「体操すれば良くなる」→「がんばろう!鍛えよう!」という思考になるのもよく分かります。
産後2週間で、”動きたくなってきた”というのは、産後の回復の兆しなんです。
それは、それで良いのですが、まずは、しっかり横になる時間を作ることが最優先です。
床上げの時期までは、とにかく横になる時間を作りましょう。
今の生活はいかがですか。横になる時間はどれくらい作れていますか。
馬場
そう言われると、無理してたかもしれません。
上の子がいるし。
手伝いに来てくれていた親も帰ったし。
旦那さんもよく手伝ってくれるんですけど、負担をかけちゃってるなって、無理してましたね。
寝てるのが申し訳ないなって。
Cさん
そうですか。
上のお子さんもいらっしゃると、よほど意識しないと、つい動き過ぎてしまいますね。
寝てると申し訳なくなる気持ちもよく分かります。
ですが今は、とっても大事な時期ですよ。
赤ちゃんが生まれたこのタイミングは、家族の再構成の時期でもあります。
今までおひとりでがんばって来られたのでしょうが、周りの人に甘えて助けてもらうことも必要ですね。
馬場
旦那に聞かせたいです。
Cさん
まだ産後2週間ですよね。
今しかないですよ。
産後1ヶ月くらいまでは、ご家族も容認してくれますよね。
それが、例えば産後半年になって今と同じようにゴロゴロ横になっていたら、ご家族はどう思うでしょう。
この先、赤ちゃんもどんどん重たくなりますよね。
この子宮が元に戻っていく時期はとっても大切な時期です。
馬場
産後の過ごし方は、こちらの記事も参考になります▼
産後1ヶ月の生活はとっても大事。無理は禁物。完璧を目指さず、使える資源を探しておこう。
そうですね。
あとは、産後に元気だったので、病院の中で動き過ぎました。
Cさん
そうでしたか。
時間は戻らないので、今できることをやっていきましょう。
立つと違和感があるということですよね。
その感覚も、ご自身でよく分かっていらっしゃいます。
身体の感覚に気付けているので、あとは、その感覚を大事にして、どうすれば心地よいのかを見つけていきましょう。
馬場
下腹部が重いと感じたら、すぐに横になるようにするとか。
お下に違和感を感じる時は、無理してたんだな、と気付いて、横になる時間を作るようにしましょう。
あとは、やめることもおすすめです!
馬場
尿漏れ改善のためにやめられるおすすめの4つの行動
妊婦さん用に作った動画ですが、産後もピッタリ当てはまります。
▼▼▼YouTubeをもっと見る▼▼▼
横になる時間を増やしながら、寝ながらできることをやっていきましょう。
呼吸でできることもあります。
横隔膜と骨盤底筋は連動して動くので、深く吐いて、骨盤底筋を締めることを意識するだけでも効果があります。
日々の姿勢や動作で気をつけられることもあります。
立つ時に親指を意識して立つことも意識されてみてください。
まずは、できることから、こつこつやっていきましょうね。
馬場
長くなりましたので、具体的な方法や、産後の養生がなぜ必要なのかは、別の記事でご紹介します。
▼産後の方にこちらの記事も参考になります▼
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