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足湯の方法と効果。困ったときの足湯頼み。我が家はこんな時に実践しています。

    
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足湯の方法と効果。困ったときの足湯頼み。我が家はこんな時に実践しています...

どうも。『産前産後の身体パートナー』馬場佐希子です。

今日は足湯の方法をご紹介します。
こういう日常に取り入れられるお手当ての方法を知っておくと、快適に過ごせる助けになります。

 

ここで紹介する方法は、整体的な足湯の方法です。

温度の刺激を利用するので、巷でよく見る「42度くらいのお湯にゆっくり20分浸かる」というものとは異なります。

それを念頭に置いて読み進めてください。

足湯を実践する時ー我が家の場合ー

【子どもに足湯をする時】

  • 息子たちが、流行に乗っかって、インフルエンザに罹った時
  • 子どもの喉痛
  • 子どもの熱がある時(でも元氣な時、起きていられない程の時はやらない)

 

【私自身が足湯をする時】

  • 喉が痛い時
  • 冷えを感じる時
  • 疲れが溜まっている時
  • 目を使い過ぎた時
  • 熱が出た時
  • お腹が冷える時

 

私は、疲れるとすぐに喉にくるタイプなので、おかしいな、という時はすぐ実践しています。

困ったときの、足湯なのです。

 

足湯

ふたりで入ると、どちらかが動くとお湯が動いて熱く感じます。

一人に必要だと、必ず同じように入りたがります。

 

結果、いつも二人で入っています。

「熱いから動かないで〜っ」と言いながら。

 

リラックスできる状態で入るというのも、大事です。

*理由は後述します。

足湯に必要なもの

  • バケツ
  • タオル
  • 温度計
  • 差し湯用のお湯やポット
  • バケツの下に敷くバスタオル、新聞紙など(お風呂など、下が濡れても良い場合は不要)

 

我が家のバケツはこれです。

 

 

 

リス『使い易いバケツ』 ベルクバケツ 5SB 本体 ブルー

 

我が家の温度計はこれです。

 

タニタ スティック温度計 グリーン TT-533-GR

よく見る足湯専用のバケツじゃなくても十分使えています。

掃除も簡単です。

 

足湯の方法

IMG_3459

  1. 普段の入浴温度より2〜3度高いお湯を準備します。
  2. 踝まで湯につけ、その状態で6分保ちます。
  3. 初めの温度より冷めないよう、差し湯しながら行います。
    お湯を差すときは子どもの足にかからないように注意して下さい。
    差し湯は熱湯ではなく、60〜70度を用意しておくと安心でしょう。
  4. 6分経ったら足を乾いたタオルで拭きます。
    両足を比べて、赤くなってない方の足があれば、赤くない方の足だけ追加で2分、更に1度高めた湯の中へつけます。
  5. そうすると、両方揃って赤くなるので、よく拭きます。
  6. 水を飲んで寝ます。

足湯のちょっとしたコツ

  • お湯に浸かっていないところが冷えるので、バルタオルなどをかけておく。
  • リラックスできる環境で行う。(整体的な足湯の場合、足湯しながら読書とかスマホはなし。神経系を緩めたいのに、読書やスマホは逆効果。)
  • 足湯の後は寝る。
  • 寝ている間に汗をかくので着替えを準備してから寝る。

 

【参考までに】

自分が調子が悪くて、誰かに準備や片付けを頼めない場合は、浴槽の縁に腰掛けて足湯しています。(滑らないように注意!)

なぜなら、準備も片付けも簡単だからです。

ただ、お風呂場は冷えやすいので、掛物を多めに羽織るなどの工夫が必要です。

浴槽の縁も意外とお尻から冷えるので、お尻の下にバスタオルを敷いておくと良いです。

 

足湯の効果ーこんな時に効果的ー

  • 神経系統を緩めたい時
  • 首、足首、手首、腰の関連
  • 風邪のひき始め
  • 成長痛にも
  • 冷えが原因の不調にも

神経系統を緩めたい時

足首、手首、首は関連しています。

足首が緩むと、首の緊張が緩みます。

首の緊張が緩むと、頭の緊張が楽になります。

 

首の緊張を直接緩めるのに、こんな動画も用意しました。

首こり解消!首こりを緩める方法を3分の動画で紹介。

直接緩めるのも良いけれど、足湯でも首の緊張が緩むのです。

試してみてください。

 

首、足首、手首、腰の関連

足湯で、腰痛も改善します。

東洋的な考えですが、身体は関連部位というのがあります。

全身繋がっています。

足から冷えが入って、腰痛がある場合もあります。

足元から捻れたり、歪んだりしている腰痛の場合も、足湯によって楽になります。

 

風邪のひき始めに

喉の痛みがある風邪のひき始めなんて、この方法でスカッと抜けます。

何度も助けられました。

風邪をうまく経過させるために私がした5つのこと。

 

成長痛にも

我が家の子どもは、まだ成長痛が出る時期ではありませんが、体験談として話を聞きます。

成長痛ではありませんが、我が家の場合、緊張が緩むのか、子どもの寝付きもめちゃくちゃ良くなります。

お湯を片付けている間に、「あっ、寝てる。」という、うれしいおまけ付きです。(笑)

 

冷えが原因の不調に

季節的なものもありますが、秋口は特に足元から冷えが入りやすいです。

足湯による冷えとりで、不調が楽になります。

 

足湯と脚湯の違い

足湯脚湯がありますので、簡単に違いを書いておきます。

【足湯】

  • 呼吸器系の風邪に
  • のどの痛い風邪に
  • 足内側を圧迫して痛い時
  • が隠れるまでのお湯につける
  • 湯の温度は、入浴温度より2.5〜3度高い湯(42〜45度)
  • 湯に入れて6分保つ

 

【脚湯】

  • 消化器系の風邪に
  • 膝下外側を圧迫して痛い時
  • が隠れるまでのお湯につける
  • 湯の温度は、入浴温度より2度高い湯(42〜45度)
  • 湯に入れて4〜6分保つ

足湯の方法について参考になる本

私は下記の野口晴哉先生の本で46度6分、追加で2分と覚えていました。

あくまでも、それは目安というか、基本です。
一番大事にしたいのは、感覚なんだなと、後述の山上亮先生の言葉で「はっ!」としました。

整体入門 (ちくま文庫)

 

 
風邪の効用 (ちくま文庫)

 

 

山上亮先生の本にも、足湯の方法が紹介されています。

子どものこころにふれる 整体的子育て

足湯をする時も、感覚を大切にしよう

子どものこころにふれる 整体的子育て」で有名な山上亮先生は、

「子どもは時間的にはその半分。3分くらいでも。
温度も加減しながら。」

と、講座で仰っていました。

IMG_3489

 

ちょっと熱いくらいがベスト。

「熱っっっっっつ!!!!」は熱過ぎです。

熱の刺激を利用する訳なので、ちょっと熱いくらいでやります。

私は大雑把なので、「熱っっっっっっっ!」とか、「ぬるっっっっっ。」とかよくあります。
で、行ったり来たり。
初めから準備してやれば、なんてことないのですが。

また、氣が逸れている時は、温度も1回でしっくり行きません。

 

山上亮先生が次のように仰ったのも、印象的でした。

「(お母さん自身がされるときも、)温度にしばられるより、感覚でやってみて下さい」

 

山上亮先生

山上亮先生の「人間木登り」

 

まずは、お母さんである、あなたが体感してみるとよいでしょう。

頭をぽか〜んとして湯の中に足を入れていると、

  • ある時から、突然に身体がくわっ!と熱くなってくる感覚とか、
  • 足湯後の、緊張が緩んですっーと心地よく眠りに誘われる感覚とか、
  • どんどんと汗が出てくる感じとか、
  • 目覚めの爽快感とか、

そういったものを体感して下さい。

 

足湯という、その行為が温める

子どもには、まずは嫌がられないことが肝心です。

お子さんの花粉症。今から対策して、この春は機嫌良く過ごそう!で、目の温湿布の方法を書きましたが、まずは、子どもが喜んで乗ってくるように、心地よさを伝えることから始めてみて下さい。

熱すぎて、嫌になって、アウト〜ッ!となってしまうのは残念です。

心地よい温度から始めて、だんだんと差し湯で温度を上げていきます。

日頃からお母さんがやってみせておくことで、抵抗がなくなります。
一緒に入ってやる、というのも良いですね。

足湯するという行為そのものが、心も身体も温めます。

 

子どもに”氣をかけてやる”

子どもは親の注意の集注で生きているようなものです。

子どもは親の氣が逸れると、怪我をしたり、病気をしたり、あえて怒られるようなことをしたりします。

親の注意を引きたいがために、風邪が長引いたりします。

「子どもは、氣で生きているようなもの」

とも、山上亮先生も仰っていました。

こんなお手当ての方法もお伝えしながら、ヨガのレッスンをしています。

 

お腹のマッサージで症状軽減。お子さんの花粉症に対してできること。にもお手当ての方法を書いています。

お伝えするだけじゃなく、みんなで体験する場があれば良いな、と企てています。

 
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