【妊活中や妊娠中の方が今すぐに始めたい】産後クライシスや産後うつを予防!コーチングを通して考えるパートナーシップや子育て
どうも。助産師コーチの馬場佐希子です。
小泉進次郎 環境大臣の育休取得が話題になっていましたね。
クールでセクシーな発言やゴシップで世の中を震撼させましたが、私は育休取得については肯定的に見ていました。
その理由にも触れながら、今日は産後のパートナーシップや育児について今すぐ考え始めておく必要性を解説します。
考えていくにあたり、コーチングもとても役に立ちました。
コーチングを通して考えるパートナーシップについても触れていきます。
▼リアルな産後の旦那さんのサポートが分かる記事はこちら▼
母乳不足?産後2週間の実体験。旦那さんのこんな姿勢に助けられました。
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子育ても大変なのに、その大変さを旦那さんが分かってくれない。
分かって欲しいのに、旦那さんとすれ違う。
旦那さんが協力してくれているのはわかる。でもイライラする。
そんな悩みも解決されるかしら。
ペンギン母さん
ペンギン母さん、そんな風に感じてたんですね。
中でも、ペンギン母さんがいちばん求めているのは旦那さんに理解してほしい!ということなのかな。
馬場
ペンギン母さんのようなご意見は、本当によく聞きます。
せっかくパートナーが育休を取ってくれたのに、がっかり。パートナーにイライラ。
なんてことをできるだけ減らすには、いますぐにコミュニケーションを見直すことが不可欠。
最悪の状態になる前にできることをこの記事を通して見つけていただけるとうれしいです。
産後クライシス、産後うつになる前に妊娠中や妊活中の方が今すぐできること
問題が起こってしまってからどうにかするよりも、何もない日常の今だからこそ最悪の事態にならないためコーチングによってマネジメントしておく。
それが、妊活中や妊娠中のあなたが今すぐできることです。
大切な人との間に子どもを授かることができてハッピーなはずが、産んでみたら現実は理想と違ってた。
と、すでにギャップに苦しんでいる方がこの記事を読んでくださっているかもしれません。
もう苦しくて苦しくてどうしようもない!と言う場合は、この記事を読み進めるよりも専門家を頼るタイミング。
どうぞ、ページをそっと閉じて、産後の専門家(助産師や医師、カウンセリング等)の門を叩いてください。
なぜなら、コーチングは万能ではありません。
産後うつ等、診断がつくケースはコーチングの範疇を超えていると私は考えています。
妊娠中のあなたが産後になりたい姿はありますか?コーチングで具体的に考えてみる
妊娠中や妊活中の今、あなたは大切な人に自分の大切にしたいことを伝えられていますか?
自分が大切にしたいことを大切にしてもらえていますか?また、その反対も。
もし、妊娠中や妊活中の今もパートナーとすれ違う、という場面が多いならそれは危険信号かもしれません。
▼赤ちゃん期にプレゼントでコーチングを受講し、パートナーの話を今まで以上に聞けるようになったりえさんの実話はこちら▼
マザーズコーチングスクール(MCS)の受講は姉からのプレゼントでした。受講のご感想
ペンギン母さんが言うように、産後とにかくパートナーやサポートしてくれる周囲の方(お母さんなど)にイライラしてしまう、ということはよくあります。
イライラ、カリカリするのはホルモンや、寝不足、急激に環境が変わるなど自分でコントロールできる範囲を超えているものが原因だったりします。
もちろんある程度は工夫次第でコントロールできるけど、難しいところはありそうね。
パンダ母さん
自分でコントロールできないのなら、あなたは何を変えて進んでいきますか?
例えば、あなたのイライラは何に対してなのでしょうか。
パートナーやサポートしてくれる周囲の方(お母さんなど)に対するイライラなのではなく、本当の本当は自分自身に対してイライラしているケースもあります。
もしかしたら、自分の理想とのギャップにイラついているのかも?
そう言われてみれば、そうかもしれないわね。
だけど、理想の状態なんてあらためて考えたことがなかったわ。
まずはそれを考えてみるところからね。
パンダ母さん
理想を持っていたとしても、なんとなく曖昧にしているのかもしれませんね。
馬場
赤ちゃんを育てながら、あなたはどんな自分でいたいのでしょうか。
パートナーとの関係性に望むことは何でしょうか。
具体的にイメージしてみて下さい。
- 服装は?
- 髪型は?
- 体型は?
- 体重は?
- 誰と、どこにいたいのか。
- 過ごしている部屋のカーテンの色は。
などなど。
あなたは、具体的にどんなイメージが湧きましたか?
余談ですが、産後の理想の体型をイメージしている私。
産後4ヶ月の私はまだなりたい体型には戻っていません(汗)
わがままボディを、これから引き締めていこうと思います!
馬場
産後3ヶ月の時に、産後ダイエットになるのか本気で踊ってみた動画です↓
ダンスは激ヘタですが、助産師の視点から、産後役に立つ情報を渾身の字幕にしました。
字幕を楽しんでもらえるとうれしいです。
馬場
【産後ダイエットになるのか】2週間で10kg痩せるダンスを産後3ヶ月のアラフォーオカンが本気で踊ってみた
本気で踊ると、こんな顔になります。
ふざけているように見えますが、なりたい自分の姿が明確だったので、3ヶ月の赤ちゃんがいながらも30分踊ることを2週間続けることができた例です。
赤ちゃんがいて、家事もして、自分のために30分を使うなんて難しいのかと思っていたわ。
行動するまでが億劫だけど、一歩踏み出すにもコーチングは役に立つみたいね。
パンダ母さん
産後クライシス?旦那さんと自分は、どんな関係性でいたいのか。をコーチングで考えてみる
産後の女性は、妊娠・出産を通してからだの劇的な変化やホルモンの変化・環境の変化を通して「育児脳」になっていきます。
女の人は妊娠・出産で女性ホルモンを浴びまくっている状態だから、自然と子育てできるような仕組みになっているのね。
パンダ母さん
一方、男性は自然には「育児脳」になりません。
男性も赤ちゃんを抱っこしたり触れたりして子どもに関わる時間が増えるほどオキシトシンが増え「育児脳」になっていくんです。
つまり、男性が育休を取るのは赤ちゃんに触れる機会が増えることで「育児脳」になりやすいのね。
シッターを雇って子育てを助けてもらうよりも、パートナーである男性の育児参加を促すのにはこんな理由があるのね。
パンダ母さん
オキシトシンが男性にも増えることで、男性も「産後うつ」っぽくなる方もいらっしゃいます。
知識として持っておくことで、無駄な感情に振り回されずに済むかもしれません。
馬場
また、男性が家事育児に参加した時間が長いほど、「子どもをもう一人欲しい」という希望にもつながるという調査結果もあります。
そして、実際に男性の家事育児時間が長いほど、第2子以降の出生数が多いという報告もあります。(内閣府調査)
このデータも自然と言えば、自然な気がするわ。
男性が育休や家事を積極的にすることが、子どもの数にも影響するのね。
パンダ母さん
産後クライシスを回避するために、あなたなら何を選択しますか?
大切なパートナーに何をお願いしますか。
大切な人との関係性を見直さない限り、自分のなりたい姿は叶えられないかもしれません。
それはそうよね。わかっちゃいるのよ。
できたら苦労しないし、悩んでないわよね。
じゃあどうやって関係性をよりよくしていくの?
ペンギン母さん
イライラすることは、もちろんあるでしょう。
そんな時、あなたはパートナーとどんな関係性でいたいのかを真剣に考えたことはありますか。
- 自分はパートナーとどんな関係性でいたいのか。
- パートナーとどんな未来を作っていきたいのか。
- 自分が絶対に譲れないことは何か。
- たったひとつこれだけはどうしてもやって欲しくないということは何か。
などなど
パートナーとどんな関係性でいたいのかを整理できていたら、イライラも少しはおさまってくることがあるのではないでしょうか。
愚痴を言って発散しないと「やってられない!」と思っていたけど、もしかしたら愚痴る以外の方法を知らなかっただけかもしれないわ。
現状を変えて今より良くなるためにどうにかしようとしてなかったわ。
それに、知識や情報を持っていたとしてそれを自分事として活かせていなかったのかもしれないわね。
パンダ母さん
育児や旦那さんにイライラするその感情は誰のためなのか?感情にフォーカスするコーチング
産後は特に(妊娠中から)ホルモンや環境・からだの劇的な変化もあり、精神的にもとても揺れます。
そんな時、自分のイライラがパートナーや子どもにどんな影響を与えているのか。
そんな風に考えてみると、少し冷静になれます。
コーチングは時に、究極のアンガーマネジメントにもなります。
私も、自分のイライラした態度が周りに与える影響や
さらに子どもの大切な人、またさらにその大切な人までの影響を考えたら、随分とイライラや怒りの感情の波も乗りこなせるようになってきたように感じます。
まだまだ、いつもじゃないんだけれど(汗)
馬場
産後、子育てに集中していたら社会から取り残されたような焦りを感じる
育児に専念しているのも立派な社会活動なのだけど、育休や専業主婦になると「社会から取り残されたように感じる」という声も多いものです。
ところで、アラフォー年の差で3人めの子どもを出産した私は妊娠中によくこんな質問をされました。
「せっかく軌道に乗ってきたコーチの仕事を離れることを、不安に思いませんか?」
もちろん不安でした!
人間だもの。byさきお
馬場
人によって、何を大切にするかは様々だと思います。
社会的な役割を仕事を通して強く感じている私は、仕事をスローダウンすることや、産後子育てに専念することに焦る気持ちや不安がなかったわけではありません。
- その味わった感情を何に生かしていきたいか。
- これは何を得られる機会だったのか。
コーチングを通してそんな風に考えることができたから、ジタバタすることなく、感情の波を乗りこなせたように感じています。
それともうひとつ。
「自分の大切にしたいことを、パートナーは分かってくれている」
そんな「安心感」が産後も孤独になることなく過ごせる理由なのかもしれません。
産後クライシスや産後うつを予防!コーチングを通して考えるパートナーシップや子育て〜まとめ〜
理由もなく猛烈な不安や恐怖感を感じることもある産後。
それが悪化すると産後うつになってしまいます。
また、お互いのすれ違いから、産後クライシスになってしまうことも。
その背景にあるのは、「孤独」なのかもしれません。
男性も赤ちゃんのお世話をすることで「育児脳」になる。
同時に、オキシトシンが男性も増えることで女性と同じく「産後うつ」を経験する場合もある。
妊娠中から産後にかけてのパートナーシップは、長期的にも円満な家庭運営のために不可なもの。
そのために、大きな問題になる前の何気ない日常から、家庭運営をマネジメントしておくことが重要。
コーチングは万能ではない。専門家を頼るタイミングを見極めることも大切。
自分だけのなりたい姿や、パートナーと築いていきたい関係性について具体的に考えていこう。
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