あなたの感覚は大丈夫?子どものような感覚を取り戻そう!
どうも。「産前産後の身体パートナ」の馬場佐希子です。
あなたが今までがんばってきたから、がんばるために酷使してきたために、気付いていない身体の感覚や心の感覚があります。
身体の痛みや苦しさが出てくるということは、何らかの使い方が間違っているということです。
今回はそのことについて書きます。
子どもはすなお
子どもは全身で泣いたり笑ったりしますよね。
眠たいときは眠たくてぐずるし、お腹が空いたと言っては泣くし、気に入らないことがあると怒っては泣きますよね。
いいなー、すなおで。
そのままで。
それが他人に受け入れられるって、すばらしいですね。
そんなお子さんのことを、いつもいつも受け止めている、あなたってすてきですね!
無理して我慢してやってきた結果
でも、オトナのあなたは、色んなことを我慢したり、感情を閉じ込めたり、身体が辛いのをそのままにして、目の前のすべきことに取り組んだり、眠たいのに仕事を片付けたり、そうやって生活していますよね。
感覚に鈍くなる生活
そういう生活をしていると、本当の感覚とか、身体のことに鈍感になっていく訳です。
言葉は悪いかもしれませんが、感覚に鈍くなっていく訳です。
そうしないと、日常生活がうまく行かないからですよね。
肩が凝っても、放置。
腰が痛くても、放置。
眠い目をこすりながら、作業。
知らんぷりを続けていると、腰が辛いことなんて見えなくなって、でも身体には負担がかかっている訳で、ある日突然、肩が上がらなくなったり、腰がぎくっとなって動けなくなったりする訳です。
そうなる以前に、身体は何かしらのサインを送っていたはずです。
身体からのサインに早く気付いて、対処するに超したことはないですよね。
身体のサインを取り沙汰そう
自分の身体のサインを、ぜひにっ!取り沙汰して下さい。
あなたが、自分で身体や心のサインに敏感になってくると、お子さんの変化も見えやすくなりますよ。
まだ言葉を話さない、その幼い人は、全身で表現しています。
「なんで」と、理詰めで聞いても、子どもは答えてくれませんよね。
どうぞ、感じてみて下さい。
あなたが、自分の感覚を取り沙汰せるようになったら、頭で考えなくても、お子さんのサインがすっと自然と分かるようになりますよ。
ヨガをしていたり、操体法をして身体の感覚が分かってくると、そのサインに気付きやすくなってきます。
少しの変調に、早い段階で気付けると、大きな怪我や病気をする前に、なんとかできますよね。
だから、感覚に敏感であるほうが良いと思うのです。
しなやかに、たおやかに。
身体も心も、です。
お茶菓子が春を運んできた!五感を刺戟し所作が身に付く茶道から、日常を考える。
身体感覚について、上記の記事でもふれています。
身体は、心に表れる
身体と物の見方
例えば、身体の歪んで捻れている人と、身体のまっすぐな人が同じ物の見方ができるでしょうか。
もちろん、同じ物の見方ができることが良いとは限りません。
ただ、捻れている人は、捻れた物の見方や考え方をしがちです。
そういう歪んだ身体で歪んだ思考の人で溢れていたら、世の中大変なことになりそうじゃないですか。
恐ろしや。
まっすぐな身体で、まっすぐに物事を見たり考えたりできると、それだけで平和になりそうですよね。
みんながみんな、同じ考え方や物の見方でないのは当然です。
ですが、健全な物の見方とか、考え方なら、世の中おかしくはならない気がするのです。
子どもの未来を考えると、彼らの世界が愛に溢れ、希望に満ちて、安心感のあるものであって欲しいな、と願うのです。
話が大袈裟になりましたが、日常でもそういうことです。
身体が歪んでいると、例えば子どもがやったことに対しても、斜めにみてしまうわけです。
身体がきつくて苦しいと、子どものやったちょっとしたことに、すぐに苛ついたり、怒ったりするわけです。
それが、身体が楽で整っていると、子どもに対する見方も変わります。
身体と行動
動作自体も変わりますよね。
腰が痛くて、腰が重たいと、言葉通り、動作が鈍く、さっとは行動しない行動出来ない、よっこらしょ、どっこらしょ、面倒くさいな、となりますよね。
身体が軽く、整っていると、行動も軽やかです。
作業効率も格段に変わります。
ですから、まずは身体から整えて欲しいのです。
身体のことを取り沙汰して欲しいのです。
意識することで変化する
今までがんばってきたことすべてが、今のあなたを作っています。
これまで、時間をかけて作り上げてきたあなたの身体です。
変えようとしても、すぐには変化しないかもしれません。
しかし、変えようと思えば、変わります。
人の持っている力というのはすばらしいのです。
はかりしれない潜在的な力があります。
それを伸ばせるように、身体を、心を整えて下さい。
焦らないで、諦めないで、ゆっくりいきましょう。
これまでの時間と同じくらいかかるかもしれませんが、意識することで変わっていきます。
コツをつかんだら、変化の速度は加速していきます。
気持ちよいことだけをやる
今まで酷使してきた身体を、急に使い始めると怪我をしたり、傷めることもあります。
ヨガでも良いですが、とにかく気持ち良いように身体を動かすという方法なら、その心配が少ないです。
気持ちよく動く中でこれまで感じなかったことに気付くように変わってきます。
あなたの一歩踏み出すきっかけになりますように。