産後1ヶ月の生活はとっても大事。無理は禁物。完璧を目指さず、使える資源を探しておこう。

産後1か月の生活

どうも。「産前産後の身体パートナ」の馬場佐希子です。

下記の記事で、産後2週間の方に、ご相談頂いたことを紹介しました。

産後の尿漏れが氣になります。おすすめの体操が知りたい。でも、産後すぐに一番優先すべきは横になること。

いろ〜んな事情があって、お産の後、家に帰ったらゆっくりできないという人をよくお見かけします。

 

でも、ちょっと待って!!

 

本当にそれでいいんですか?

産後はとっても大事な時期です。

昔から、”床上げ”と言って、産後21日間はしっかり休んでいました。

今日は、産後の養生の大切さについてお伝えします。

産後1ヶ月の生活で、最優先するのは母体の回復!横になる時間を確保しよう

妊娠、出産で身体は大きく変化しています。

妊娠、出産で内臓や筋肉、関節などはダメージを受けています。

お産は、「全治6〜8ヶ月の大きな怪我をしたようなもの」とも言われます。

 

だから、まずはあなたの身体を回復させることが最優先です。

全治8ヶ月ですよ?!

どれだけ大怪我したの?!

って驚きますよね。

普通に妊娠、出産してその程度です。

  • 大量の出血があった
  • 帝王切開だった
  • お産が長かった
  • 赤ちゃんが大きかった

など、場合によっては、回復にもっと時間がかかることもあります。

 

全治8ヶ月の大怪我してしんどい時に、すたこら、歩いて買い物行けますか?

睡眠時間を削って、台所に立てますか?

ただでさえ冷える洗面所で水仕事できますか??

赤ちゃんのお世話をするので精一杯ですよね?

 

もう一回言いますね。

 

全治8ヶ月ですよ?

 

実体験ですが、全治4ヶ月の骨折を経験しました。

ふたりの子どもを産みました。

受傷してすぐや産後すぐは、全然動く氣しませんでした。

 

母乳不足?産後2週間の実体験。

この記事で書きましたが、産後2週間なんて、ふらふらで、隙あらば横になりたかったです。

赤ちゃんを1時間抱いておくのも、しんどいくらいです。

 

だから、最優先するのはあなた自身の回復です。

とにかく横になることです。

隙あらば寝てください。

 

なぜ産後の養生が必要なのか。妊娠、出産で、特に骨盤底筋はダメージを受けている

骨盤底筋は、書いて字のごとく、骨盤の底にある筋肉です。

骨盤底筋が、妊娠中に大きくなる子宮をハンモックのように支えてくれています。

 

こんな感じです。

 

上に大きくて重たくなった子宮があるんですよ。

 

ね。伸び伸びですよね。

 

その上、

  • お産に時間がかかった
  • 赤ちゃんが大きかった
  • 会陰切開や傷が大きかった
  • 出産回数が多い
  • 高齢出産
  • 妊娠中から尿漏れしてた

・・・など

これらのことがあると、余計に負荷がかかっています。

 

普段の身体の使い方や、これまでの過ごし方によっては、骨盤底筋のダメージや、酷使、筋力低下もあって、トラブルが起こりやすいです。

 

このびよ〜んと伸びているところに裂け目でもあったらどうですか?

落っこちますよね?

 

臓器が落っこちてくる?!

いや〜ん。恐〜い。

 

ホント、氣をつけてください。

若い人の子宮脱、増えているらしいです。

産後すぐに持っていい一番重いもの。それは、赤ちゃんです。

産後に重たいものを持つと、腹圧がかかって、びよ〜んと伸びたこの骨盤底筋に負担がかかりますから、トラブルが起こりやすくなります。

だから、布団を干すなどの重労働は、この時期避ける必要があります。

また、重力で、内臓の負荷もかかってきます。

そこで、立ったり座ったりしている時間はできるだけ短くして、横になる時間を確保する必要があります。

産後1ヶ月には、赤ちゃんより重いものは、持ちません。

目の使い過ぎに注意!

とにかく横になる、寝て下さい、と書いてきました。

横にはなってるけど、”暇だな〜。”と、スマホばかり見ていませんか?

テレビ見てませんか?

本読んでませんか?

 

それ、NGです!

 

「産後もきれいでいたいな」

そう思うなら、直ちにやめましょう。

 

妊娠、出産で傷ついた臓器の修復に、血液を回したいのです。

悪露が出てますよね?

おっぱいは血液でできていますよね。

 

そしたら、目に行く血液の余裕なんてないです。

目や頭にばっかり血液が集まっていたら、必要なところまで回っていけませんね。

 

また、目や頭を使うと、交感神経が優位になります。

副交感神経優位のほわっとした身体でいたいのに、逆行してしまいます。

 

目と子宮の関係も深いです。

 

だから、スマホは、遠くへ追いやってください。

産後の尿漏れ

自分ではない誰かの幸せそうな生活や、体験は、今のあなたに必要ない情報です。

ネットからの情報で不安が増すばかりなら、なおさら、スマホにかじりつくのはやめましょう。

目の前の赤ちゃんが教えてくれていますよ。

 

試行錯誤しながら、赤ちゃんとの関係を育てていけるといいですね。

 

罪悪感を吹き飛ばせ。横になっていることが、産後すぐのあなたの仕事です!

横になって、ぐーたらしている罪悪感を、少なからず感じますよね。

「ずっと寝ていて申し訳ない」

「旦那さんは仕事して疲れているのに、汚い家じゃ、家に帰ってもくつろげないよね」

「急に家族が増えて、手伝ってくれるお母さんにも負担をかけちゃって」

 

上の子がいる時なんかも

「我慢させてかわいそうだな」

「申し訳ないな」

「外で遊んであげたいな」

「かまってあげたいな」

今までいつもがんばってきたあなただから、寝て休んでいる罪悪感のようなものを感じますよね。

 

ですが、外で働く大変さと、一日中子供のお世話をしている大変さはまた別物です。

 

そして、思い出して下さいね。

産後は、全治6〜8ヶ月の重傷の状態ですよ?

まずは、回復を優先させましょう。

 

時間が経って、身体が回復した時に、今まで支えてくれてありがとうって、氣持ちよく動ける方がよくないですか?

 

産後1ヶ月は、周りの家族も大目に見てくれます。

それが、産後半年経っても、まだごろごろしていたら、家族もだんだん厳しくなってくるのではないですか。

 

何事にも、時機があります。

生まれてすぐの赤ちゃんに、歩けと言っても歩かないように、あなたの身体を回復させるのにも時間がかかります。

優先する時機があります。

完璧を目指さない

家事のやり方であなたの氣に食わないこともあるでしょう。

ここでも、優先順位です。

 

家事ができなくて苦しくなることもあるでしょう。

でも、完璧になんてできなくていいんです。

洗濯物を週に1度、まとめてやったからといって、どうなりますか?

(ちょっと、臭う?タオルに黒いカビ生えるかも?シミになる?)

 

あなたの身体がガタガタになるよりはいいです。

この時ばかりは、目を瞑りましょう。

産褥入院や、産後ヘルパー、上の子の一時預かりや保育など、産後の社会資源の活用

産後、どこにも頼る人がいない、という方は、社会資源も活用してください。

 

産褥入院ができる助産院もあります。助産師会HPより探せます。

 

家事や育児を、訪問で手伝ってくれる人もいます。

 

  • 行政と提携している産後(褥)ヘルパーなども利用できます。

 

  • ファミリーサポートセンターもあります。

 

  • 行政によって異なりますが、市川市の場合、15日/月が限度の一時保育もあります。

 

  • 出産前後は、保育施設に入園申請することも可能です。
出産予定月の前後2ヶ月は、保育施設入園のための要件となります。

市川市の場合)

必要な情報を得て、必要な時に使えるといいですね。

外部委託も視野に入れる

実家の両親が高齢、旦那さんの帰りが遅く出張も多く不在がちなど、ご家族に頼ることができない場合もあります。

一人で全部抱え込まないで、必要なものは、外部委託することも視野に入れましょう。

この状況が永遠に続くわけではありません。一時的なものです。

 

今は、ネットでお買い物もできます。

宅配で食材を買うこともできます。

食事の準備が大変なら、一時的に信頼できるお惣菜屋さんやお弁当屋さんを利用するなども検討してみてください。

 

家事を完璧にできないと、苦しくなるかもしれません。

ですが、何度でも言いますが、優先順位があります。

今は、横になって、回復するのが最優先です。

 

産後の1ヶ月、くれぐれも大事にしてくださいね。

 

妊娠中から、産後の準備をしていけるといいですね。

マタニティヨガでお待ちしています。

 

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ヒトの身体はうまくできています。

自分に対する信頼や自信を持つことができるように。

赤ちゃんのことも信頼して子育てできるように。

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