マタニティヨガはいつから始めるの?始める時期といつまでできるか。

どうも。「産前産後の身体パートナ」の馬場佐希子です。
過ごしやすい陽気の連休ですね。
さて、今日もよくあるご質問の回答です。
ご質問
マタニティヨガを始めるのはいつぐらいからがいいですか。
産まれる直前に始めた方がいいですか。
回答
マタニティヨガを始める時期
たんぽぽYOGAでは、妊娠16週以降の妊婦さんで、ご家族と主治医の許可の上、参加をお願いしています。
それは、次のような理由からです。
- 妊娠初期は流産が起こる確率の高い時期であること
- 妊娠15週くらいからつわりがおさまり、体調が落ち着くことが多いこと
重症妊娠高血圧症候群、切迫早産、重度の貧血、心疾患等の方はお断りしています。
その他ご病氣をお持ちの場合や心配事については必ず医師に相談し、許可の上、ご参加をお願いします。
始めるタイミングは、ご自分の体調と合わせてご検討下さい。
もっとお腹が大きくなってから始めた方が良いですか?
もっと週数が進んでから始めた方がいいですか?
など、同義のご質問もいただきます。
マタニティヨガをすると、すぐに産まれると思ってらっしゃる??
皆さん直接お産に備えたいという思いが感じられます。
ですが、急に準備してできるものでしょうか?
妊娠に伴ってたくさんの感情を行ったり来たりしていらっしゃるのではないですか。
母親になる準備は急にできるものではなく、時間がかかるものです。
また、身体の感覚も時間をかけて味わうことで深まってきます。
赤ちゃんもお腹の中で時間をかけて育ってきます。
これらのことから、体調に合わせて続けることを提案しています。
いつまでできるか
体調に合わせて、産まれる直前までご参加いただけます。
安定期って何?
胎盤が完成する頃から、一般的に「安定期」と言われています。
しかし、「安定期」というのは、医学用語ではありません。
妊娠全期を通して、全く安全ということはあり得ないのです。
マタニティヨガだけでなく、一般的な運動に関係なく、全妊娠の約15%に胎内死亡を含む流早産が起こるとされています。
脅かすわけではありませんが、授かった命を大切に育んで下さい。
だからこそ、あなたの身体の感覚を大切にしてみてください。
疲れたなと感じたら休む、寒いなと思ったら羽織る、眠たいなと思ったら寝る、そういうことを大事にしてください。
マタニティヨガの効果
- 妊娠特有の不快症状が軽減(背中の張り、足のむくみやこむら返り、腰痛、便秘など)
- 柔軟性が増したり、血流がよくなり、身体が整ってお産への準備ができる
- 身体の軸ができ、柔軟性がますことで育児に向けての身体作りができる
- お産や育児への心の準備ができる(陣痛への恐怖や不安が和らぐ)
- 内観力が高まる
- お友だち作りになる
- 赤ちゃんのことを感じる時間になる
- リラックスする時間になる
- 食べ過ぎ防止になり、適度な体重増加に役に立つ
これらの記事も参考になります。
マタニティヨガの効果はたくさんありますが、決して無理して行うものではありません。
やりたかったらやるし、やりたくなかったらやらない。
自分の身体の声を聴いてみてくださいね。
あなたの体調と合わせて、無理のないようどうぞご参加ください。
お待ちしています。
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