これだけ!子育てと仕事の両立のために実践しているたったひとつのこと
あるママは「毎日掃除機をかけて、拭き掃除もしないと気が済まない」と言いました。
あるママは「掃除はロボットにお願いしています。」と言いました。
あるママは「掃除機は3日に1回できたら十分です。」と言いました。
TCS認定コーチの馬場佐希子です。
3児の母で助産師・コーチとしてパラレルに仕事をしている私は、よく次の質問をいただきます。
「子育てと仕事を両立するにはどうしたらいいですか?」
私が実践しているのは「ゴールを明確にする」ことです。
どういうことかというと…
仕事・子育てが両立できている状態=ゴールを明確にことばにする
できるだけ具体的に
「誰」「何」「いつ」「数字」を入れて
言語化します。
さらに
感情にもフォーカスします。
あいまいにせずにことばにするということを大切にしています。
一度でしっくりくる表現にならなくても、まずはことばにしてみます。
この時、
できるかな。できないかもしれないな。
という考えがよぎるかもしれませんが、”できる前提” で ”できた自分になりきって”ことばにします。
とはいえ
子育てと仕事はそもそも「両立」していない・目指していない
質問に回答していながら恐縮ですが、私は
子育てと仕事が両立できているとは思っていません。
そして
子育てと仕事の両立を目指していません。
最近のトピックスでいうと
寒い季節になり食卓には毎日鍋料理が上がりました。
連日の鍋料理に家族はうんざり(汗)
子どものおもちゃを踏んづけて、よく痛いおもいをします(汗)
洗濯物を畳みたくないので大体は畳まない方式。干し上がった洗濯物から使います(汗)
子どもと過ごす時間以上に仕事をしている時間や睡眠時間の方が長いです(汗)
上記のような状態ですので、とても「両立」できているとは思えません。
しかしそれで、良しとしています。
人と自分を比較しない
もし「なんかうまく子育ても仕事もやってそうだなぁ」と見えているなら、ゴールを明確に設定し
対自分比
で比較し、反省と改善を繰り返し、充足感を感じているからではないでしょうか。
例えば、クライアントさんのお話を聞く中でSNSで見たこと・ママ友と過ごしたできごとが話題になったりします。
そして、SNSやママ友と過ごした時間と自分を比べて苦しくなっていることも。
SNSもママ友と過ごす時間も、一面を切り取ったものでしかありません。
見えていないもの・見せていないものの方が多く、切り取り方によって印象もコントロールできるはずです。
切り取られた他人の一面と自分を比較して苦しくなっているのだとしたら、比べる相手を自分にしてみるのはいかがでしょうか。
感情と人間関係から考える
子育てと仕事の両立、というテーマで考えた時に必ず
- パートナーとの関係
- 仕事での人間関係
- 子どもとの関係
- 子どもと関わる大人と自分との関係
など、人間関係抜きには考えられません。
そして、人と人との関係を間におき、どんな気持ちになりたいか、という感情も抜きにはできません。
例えば、パートナーも含めた子育てや生活を考えた時に
- 家事分担
- 育児分担
- 休日の過ごし方といった時間の使い方
- お金の使い方
など、満足している点と、もっと〇〇にしたいな、ということがあるのではないでしょうか。
- 具体的に誰と何をどうするか
- どんな気持ちを味わいたいか
- 自分の表情、パートナーの表情はどうかな?
などゴール設定があるから行動や思考もできてきます。
仕事に関しても同様です。
このように、
子育てと仕事の両立を考えた時に、あいまいにせず明確にことばにする=ゴール設定する
ことで、
- そもそも両立できている状態とはどんな状態か
- 両立できている、とはいえなくても自分が満足できる状態は何か
など見えてきて、今の生活の満足度や充足感だけでなくこれから生活の満足度や充足感も変わってくるのではないでしょうか。
おしまい。
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