コロナで自粛生活。子どもへのイライラが倍増してきついことを言ったり、叩いてしまうママのストレスマネジメントや子どもへの対応が変わっていく方法
どうも。助産師コーチの馬場佐希子です。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、自粛期間も長期化してきて、疲れが溜まっているママたちも多いのではないでしょうか。
私もそのひとりです。
知らず知らずに疲れが溜まっていたようで、乳腺炎で倒れました。
(こんなに家事を手抜きしているのにもかかわらずです。えっへん!)
ほんとうに毎日お疲れさまですっ。
そんな中、いっしょにいる子どもにイライラしたくないのにイライラしちゃう自分がいる、と言う方もいらっしゃるのはないでしょうか。
そこで今日はいただいたご質問にお答えします。
子どもに対してイライラしてきついことを言ったり、叩いてしまうんです。
ペさん
イライラしてきついことを言ったり、叩いてしまうことでいちばん傷ついているのは誰なんでしょうか?
馬場
そんなん子どもに決まっとるやんけっ。
パンダさん
と言う声が聞こえてきそうです。
そりゃそうでしょう。パンダさんの仰る通り。
でも、私にはご相談者さんのメッセージ一文がママからのSOSに見えて仕方ないんです。
そこで
- 子どもに対してイライラしてきついことを言ったり叩いてしまうママの裏のメッセージ
- 子どもを叩くことやきついことを言うのが良くないことにママは気づいている、でもやってしまう理解と行動の深い溝
- 子どもに対してイライラしてしまう原因について
- イライラしてきつく言ってしまったり、叩いてしまわないためにできること
- ママのストレスマネジメント
これらについて書いていきます。
子どもに対してイライラしてきついことを言ったり叩いてしまうママの裏メッセージには「本当は叩きなくない」が隠れているのかも
子どもに対してイライラしてきついことを言ったり叩いてしまう、ということばの裏には、
- 本当はイライラしたくない
- きついことを言いたくない
- 叩きたくない
誰か助けてっ!!
というメッセージが隠れている気がするんです。
子どもにきついこと言ったり叩くのは良くないとわかっていてもやってしまう現実-理解と行動の深い溝-
叩くことがよくないことなんてきっと百も承知でしょう。
とはいえ、
悪いのはわかっている。
でもできない。
助けて。
と、困っているのではないでしょうか。
理解できるけれどやってしまう、という理解と行動の溝は深そうです。
まず、このご相談者さまにお伝えしたいのは、よく相談してくださいました。ということです。
お名前を名乗って私に伝えてきてくださったのだから、きっと勇気がいったはずです。
勇気を振り絞って伝えるという第1歩が踏み出せたなら、そこからまた歩を進めていけると思っています。
ここでどんな情報をお渡しするよりも、まずは
- お母さんが誰かに大事にされ
- お母さん自身が安心できる場所で
- ご自分が満足できることや癒されることをしてほしいな
と感じています。
馬場
子どもにイライラしてしまう原因はママ自身が満たされていないからかもしれない
もしかしたら次のような状況なのかもしません。
- 寝不足
- 私こんなにがんばってるのに!誰も認めてくれない!それどころか自分のことを否定されちゃう状況
- 自分の時間が取れなくて、ご飯さえ座って食べる余裕もない
- 一生懸命ご飯を作っても、子どもは口にせず皿をひっくり返して泣きわめいている
もしそうだとしたら、お母さん自身が満たされていなくて、とても心に余裕がある状態とは思えません。
心に余裕のない状況で
- 寝ましょう。
- 休みましょう。
- 自分のことを褒めましょう。
- 子どもに三食きちんと食べさせる必要なんてないのよ、手抜きしていいんですよ。
なんて言っても
んなこたぁ、わかってんだわ。 それがやれたらやっとるわい。 ペさん もしくは やれることはやってるわ。 それでも改善しないし満たされない。 やめられないから困ってるの。 ペさん 状態なのではないでしょうか。(ここでも理解と行動の深い溝) 私には、相談者さんからメッセージいただいた一文しか今はわからないけれど、もしお話しする機会があれば あなたは誰にいちばんわかってほしいと思っていますか。 馬場 と聞いてみたいです。 このメッセージを下さった相談者さんは、きっとすごく孤独なんじゃないのかな。 とにかくママ自身が満たされていなくて、すごく孤独を感じているような気がします。 あなたは、子どもを叩いたり暴言を吐いたりした結果が与える影響をご存知ですか。 もし知らないなら、学ぶ必要があります。 子どもの脳が萎縮し、生涯にわたって影響が出ることを知っていたとしたら、もしかしたら叩く、暴言を吐くことは少なくなるかもしれません。 他に、子どもには同じことを200回伝えないといけない、とモンテッソーリの先生も仰っていました。 「何度言ったらわかるの!(怒)」 と言いたくなるかもしれません。 ですが、 200回言わないと分かんないんだな、子どもって。 パンダさん という情報を持っていたとしたら、あなたの気持ちや行動は変わりそうですか? あなたはお子さんにどんな子に育って欲しいと思っているのでしょうか。 私が提供しているサービスのひとつマザーズコーチングスクールでは、子育てのゴールをいっしょに考えていきます。 子育てのゴールを持ち、子育ての自分の軸を作ったことで という感想をいただきます。 アンガーマネジメントでは、怒りのピークを6秒の深呼吸でやり過ごすようなことも言われますが、それでもうまくいかない、というママもいらっしゃいます。 それが という声もいただきます。 それよって同じひと呼吸でも効果が違ったんですね。 子育てのゴール、子育ての軸を持ったことが、自然とストレスマネジメントになっていた体験談です。 ちょっとお手洗いに行ったり、隣の部屋に行ったりして物理的な距離を取っていらっしゃる方もおられます。 中盤で、このママはすごく孤独なのかもしれない。と書かせていただきました。 孤独は感染します。 だとしたら、あなたはそのままの自分でいますか? とにかく自分の心の状態を良くしていかないことには、行動は変わっていかないはずです。 無理にがんばって何かしなくても、自分のことを知って好きになっていくことで自己肯定感は上がっていきます。 実は、母親の自己肯定感も子どもに移っていくと言われています。 そのまま今のあなた自身を、どんなことばでほめますか? 以上 無料相談の回答でした。 それでは。 ▼この記事もオススメです▼ 【妊活中や妊娠中の方が今すぐに始めたい】産後クライシスや産後うつを予防!コーチングを通して考えるパートナーシップや子育て ▼子育てのゴール・子育ての軸をコーチングで見つける▼ マザーズコーチングスクールについてイライラしてきつく言ってしまったり、叩いてしまわないためにできることは、学ぶことで情報を得る
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物理的な距離をとる
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