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不妊治療で欲しくて望んで迎えた我が子なんだから、母は辛いと弱音を吐いてはいけないのか。多胎支援をしているTwinsParkOkayamaの越後谷美絵さんに聞いた

    
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不妊治療で欲しくて望んで迎えた我が子なんだから、母は辛いと弱音を吐いては...

どうも。助産師コーチの馬場佐希子です。

今日もオンライン母親学級で話題になったことについて書いていきます。

子どもはかわいいんです。

それなのに、子どもをかわいいと思える余裕すらなくなってきました。

とにかく、産後のからだもしんどいし、もう限界。

だけど、不妊治療で授かった子どもで、子どもが欲しくて欲しくて授かった子なのに、私が辛いって弱音を吐いちゃっていいのかなって思っちゃうんです。

母になれたのに、弱音を吐いていいのかなって、感じちゃうんです。

ペさん

  • 弱音を吐いてもいいのかと感じてしまうわけ
  • 母は弱音を吐いてもいい
  • あなたの近くに頼れる人はいますか?
  • 妊娠・出産・子育てのパートナーシップ

これらについて、書いていきます。

 

オンライン母親学級第5回のゲストスピーカー TwinsParkOkayama主宰/TCS認定コーチ/MCS認定マザーズティーチャー 越後谷美絵さんや他の参加者さんの体験談を書いていきます。

 

越後谷美絵さんが運営する多胎サークルTwinsParkOkayamaのInstagramは下記の写真をクリックしてください。

 

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不妊治療で授かった待ち望んだ我が子の子育てに、弱音を吐いていいのかと感じてしまうわけ

これまでの自分はメンタルが強いと思っていたんです。

だけど、産後

  • 泣く
  • 怒る
  • イライラする

初めての自分に出会ったんですね。

お母さんだから不安な気持ちとか言っちゃダメだと思っていたんです

不妊治療で欲しくて授かった子どもなのになぜ辛いと言っているんだろう、という気持ちがすごく強くて自分で自分の首を絞めていました。

 

(妊婦さんに向けて)これから、妊娠・出産・育児できっとイライラしたり不安になったりすることがあるはずです。

それは声に出して言っていいことです。(きっぱり)

それを聞いてくれる場所は必ず周りにあるんです

とにかく話してください。

越後谷美絵さん

不妊治療でのご苦労や大変さもわかっているからこそ、子どもを持てない人もいる中で、子どもを授かったのだから贅沢言ってはいけないみたいな思いもきっとあったのでしょうか。

 

助産師として病院で勤務していた際に

「子どもを授かることがゴールになっていたので、どうしても子どもをかわいいと思えない。」

という不妊治療でお子さんを授かった方の産後の苦悩もありました。

 

授かることと育てることは、また別のことですよね。

 

湧いてきた感情を否定されることなく、受け止めて話を聞いてくれる場所がそれぞれに見つかるといいなと思っています。

馬場

母は弱音を吐いていい

お母さんが不安や辛いと声をあげていいんです

越後谷美絵さん

辛い・不安をためておくと、美絵さんが表現しているようにどんどん自分の首を絞めてしまいます。

そうすると、自分で自分をいじめてしまって、お母さんがどんどん孤独になってしまうんです。

お母さんの孤独は、子どもに感染します。

あなたの状態が、子どもに大きな影響を与えるなら、いま何を変えますか?

あなたの近くに頼れる人はいますか

話せる場所を作って欲しいです

越後谷美絵さん

と仰った美絵さん。

これは、本当にそうです。

 

とはいえ、

  • 誰かを頼ったらいい
  • 人の手を借りたらいい(有料でも無料でも)
  • 話を聞いてもらったらいい

こんなことは、言われなくてもすでにわかっている、という方がほとんどではないでしょうか。

 

正論を言われたところで、なんの助けにも救いにもならない。

むしろ、余計に孤独を感じてしまうかもしれません。

 

  • 頼れない・話せない辛さ
  • 頼れない・話せない葛藤

そういったことを超えていかないことには、きっと苦しいままなんだろうなと感じています。

だから、あなたのことを知りたいと思っています。

馬場

誰かに話を聞いてもらうだけで、自己肯定感は上がります。

つい、ネガティブな思考に入ってしまいやすい時期だからこそ、自己肯定感や自己効力感を上げていくことは必要です。

 

それに、話をすることで思考を整理することもできます。

「なんだ、こんなことで悩んでいたのか。」

という気づきを得た経験はありませんか?

話すことの効果ってたくさんあるんですよね。

 

私もブログを通して誰かのお役に立てればという思いで書いています。

だけど、今回のオンライン母親学級の参加者さんの感想にもあったように

リアルな体験談は文字とは全然違って、自分の中に入ってくる。

んですよね。

 

コロナが蔓延するこの状況で、直接の対面では話せないかもしれません。

オンラインでつながって話していることも、随分と自分の気持ちを軽くしてくれるものです。

美絵さんも、これまで定期的に開催していた交流会をオンラインに切り替えて行うことも検討されています。

美絵さんのインスタなどから、ぜひつながっておいてください。

▼Twins Park Okayama主宰 越後谷美絵さんのInstagramをチェックする▼

妊娠・出産・産後のパートナーシップについて

さて、では

  • どこで話を聞いてもらうのか
  • 自分の気持ちを軽くしていくのか

という点でパートナーシップについて考えていきたいと思います。

 

里帰り出産もしない場合、頼りになるのはパートナーという方も多いかもしれません。

また、今回新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、

  • 里帰り出産はしないため夫婦で乗り切らないといけない
  • 海外にいるので帰国できず夫婦で乗り切らないといけない

そんなお声もお聞きします。

体験談として、美絵さんやオンライン母親学級に参加してくださったなほさんの声をご紹介します。

旦那さんのやってくれることに対しては5割増で見ていくことでストレス軽減

我が家も里帰り出産はしなかったので、夫が頼りだったんです。

パートナーがしてくれる家事に対して、イライラすることもよく聞きます。

家事をやってくれても「手抜きしてるじゃん!」と私からは見えることでも、旦那さんにしたら最大の力でやっているんですね。

旦那さんからは、「5割増くらいで見て欲しい」と言われました。

越後谷美絵さん

手抜き(爆)

確かに、女性は男性がしてくれた家事に対して不満に思っている声をたくさんお聞きしますね。

馬場

やってくれたことに対しては「ありがとう」と伝えるようにしました

そして、自分もやっぱり「家がきれいだね。」とか言われるとうれしいんですよね。

だから、旦那さんにも伝えるようにしました

そうしたら、もっとやってくれるようになりました

越後谷美絵さん

夫婦で距離感が近いからこそ、きちんとことばで表現して伝える、というのは改めて大切にしたいですね。

馬場

多胎妊娠だったため、管理入院をしたご家庭のパートナーシップ

管理入院だったんです。

その時から、パートナーに上の子の保育園も送迎できるようにセッティングして、食事の準備もできるようにセッティングしていました。

産後は外出もままならないので、なるべく外へ出なくて良いように買い物を頼んでいました

なほさん(写真仮)

多胎妊娠の場合、管理入院になることも多いですね。

やらないといけない状況に追い込まれると、やらざるをえない。

逆にその期間を利用して、パートナーに任せるように準備していくこともできます。

馬場

正論を言われても全く響かなくても、体験談だとすっと自分の中に入ってきますね。

体験談を聞かせてくださり、ありがとうございました。

それでは、今日のお話をまとめます。

馬場

  • 不妊治療で授かったとしても、自然に妊娠したとしてもママは弱音を吐いていい
  • 話を聞いてもらえる場所はありますか?
  • 妊娠・出産・子育てのパートナーシップは感謝の気持ちを伝える、パートナーのやることを5割増で見る

以上

 

【オンライン母親学級シリーズ】でした。

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