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【母乳育児中はストレスが少ない方がいい理由】コーチングで子育てをストレスマネジメントする

    
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【母乳育児中はストレスが少ない方がいい理由】コーチングで子育てをストレス...

どうも、助産師コーチの馬場佐希子です。

赤ちゃんを育てていると、子どもはかわいいはずなのにイライラしてしまうんです。

それに、旦那さんも育児や家事をしてくれるんだけど、旦那さんにもイライラしてしまうんですよね。

ペンギン母さん

そんな風に感じているんですね。

ペンギン母さんはイライラしたくないのに、イライラしてしまう自分がいやなのかしら?

馬場

今日は、

  • 母乳育児中のママが感じるストレス
  • 母乳とストレスの関係
  • ストレスは悪者ではなかった?!驚くべき人のからだの精密さ
  • 母乳育児や子育てにストレスマネジメントが必要なわけ

これらのことについて書いていきます。

母乳育児中のママが感じているストレス

「母乳で育てたい」と思っているママたちが感じているストレスって、次のようなものがあるのではないでしょうか。

馬場

  • 「おっぱい足りないんじゃないの?」という周りからのプレッシャー

このひと言の破壊力はすごいものよね。本当はおっぱい出てたのに、このひと言でどれだけ不安な気持ちになったか。

言っている人はこのひと言の与える影響を特に深く考えず、ただ赤ちゃんのことを思ってなのかもしれないけれど、このことばは授乳中のお母さんを追い込み、孤独にしてしまうこともあるんじゃないかしら。

ペンギン母さん

▼母乳不足なのかな?と感じたら読む▼

母乳不足?本当に母乳が足りない?母乳不足かどうかを判断する5つの判断材料。

「母乳が足りない?生後2週間で不安を感じています。」にお答えします。

 

  • 寝不足

生まれてすぐの赤ちゃんは睡眠パターンがおとなと違い、すぐに起きてしまうもの。

また、産後は赤ちゃんを守るためにちょっとした物音でも目が覚めるようになり眠りが浅くなっていますよね。

 

  • 乳首が痛い・乳腺炎で痛い

生まれてすぐ、何度もなんどもおっぱいを含ませていると、いくら上手に含ませていたとしても乳頭が痛くなることもあります。

また、おっぱいが溜まってパンパンに張っていると痛い。とか乳腺炎で痛い。とか。

授乳中に感じる痛みはたくさんあるものですね。

乳頭に傷ができた時は、ランシノーで保護するのもひとつの手です。

授乳

 

  • 息抜きしにくい

生まれてすぐは、自分のからだの回復にも時間がかかります。

赤ちゃんとの生活あっという間に1日が過ぎてしまう、ということもあるかもしれません。

 

  • 医療スタッフとのすれ違い

出産したはいいけど、医療スタッフに手助けして欲しいことをうまく伝えることができずに、医療者とのやりとりがストレスだった。という話もお聞きします。

母乳育児をしたいと思っているのに、母乳ケアよりもミルクを勧められる。

または、

疲れたので休みたいのだけど、母乳推進のために休むことができなかった。

など。

これらは、もしかしたら偏った意見かもしれませんが、産後のママ自信がそう感じているという事実は、医療者として無視できません。

医療者もコミュニケーションを学ぶ必要性を感じています。

 

  • 他の人と比べてしまうこと

隣の人はうまく授乳できているのに・・・

隣のママ友は、とても楽しそうに見えるのに・・・

ペンギン母さん

そんな風に感じることもあるかもしれません。

だけど、もしかしたららくらく授乳しているように見えるその人にも、おっぱいが出過ぎて困る。という困りごとを抱えているかもしれません。

そもそも、自分が育児する上でいちばん何を大切にしたいのか。

コーチングを通して、自分が本当に大切にしたいことを丁寧に考えていったことで、周りの人と比べなくなりストレスが減ったというお声をいただきます。

 

ストレスが母乳に与える影響

ストレスが良くないと言いますが、なぜなのでしょうか。

それは、ストレスを感じると一時的に

母乳を作るためのホルモン(プロラクチン)は増えるのに

母乳を出すためのホルモン(オキシトシン)は減る。

というアンバランスが起きます。

▼体験談をもとに動画でも解説しました。▼

【乳腺炎の体験談】アラフォー3児の母でもある助産師が乳腺炎になってしまった(前編)

その結果、赤ちゃんがいつまでも吸っていたり射入反射(しゃにゅうはんしゃ:おっぱいが飛ぶように出ている状態)が短くなったりするので、出ている感覚を持ちにくい、ということもあります。

飲みとってもらえず母乳が残るので乳腺炎のリスクにもなります。

ストレスがあると「母乳不足なのかしら?」と感じるなんて、余計に悪循環になりそうね。

逆に、ストレスを減らすことはおっぱいの出も良くなりそうだし、乳腺炎の予防にもなるのね。

パンダ母さん

 

母乳をやっていること自体がストレスを減らすことにもなっている

「オキシトシン」というおっぱいを出すためのホルモンは、愛情ホルモンとも言われます。オキシトシンがストレスを下げるという効果もあります。

おっぱいを吸わせるとオキシトシンは増えますが、それ以外に

赤ちゃんかわいいな♡

ペンギン母さん

と感じることでもオキシトシンは出ます。

  • 赤ちゃんの泣き声を聞くこと
  • 赤ちゃんに触れる、抱っこすること

これらによってもオキシトシンが出ます。

その結果、よりおっぱいもよく出るようになるし、ストレスも減らします。

おっぱいを出すためのホルモンが、ストレスを減らすことにも関わっているなんて、本当に人のからだってよくできてるのね

パンダ母さん

本当によくできていますよね。

このオキシトシンは子宮を収縮させることで産後のお母さんのからだの回復も助けています。

つまり、授乳すればするほどオキシトシンが出る

産後のからだが回復していくんです。

頻回授乳しんどいな、と思う一方でお母さんのために役に立ってくれてたんですね。

馬場

一方、オキシトシンが不安感を増したり、攻撃的になりパートナーにイライラしたりという側面もあります。

自制できない強い恐怖感や不安感を感じたり、孤独感を強く感じて、産後うつになる危険性もはらんでいるのね?!

パンダ母さん

▼この記事もオススメです▼

【妊活中や妊娠中の方が今すぐに始めたい】産後クライシスや産後うつを予防!コーチングを通して考えるパートナーシップや子育て

そうなんですよね。

だから、子育てをサポートしてもらうことや、自分の大切な人との信頼関係を深めていくことは育児する上でもとっても大切になってくるんですよね。

馬場

▼動画でもおっぱいが出るしくみと、母乳育児をする上でパートナーシップを考えるポイントを解説しています。▼

【母乳が出るしくみ】夕方赤ちゃんがたくさん泣くのは、おっぱいが出るためだった!?母乳育児や授乳が楽しくなる視点

 

コーチングを通してパートナーシップを見直した方からこんなご感想がありました。

パートナーが、自分が大切にしていることを育児においても大切にしてくれたので、イライラが減りさらにはパートナーと親密になりました。

それに、「パートナーにはパートナーの大切にしていることがある」と思えるようになったら自分の考えばかり押し付けなくなって、イライラしなくなりました。

妊娠中から産後のパートナーシップはその後の夫婦関係を考えていく上でもとても重要よね。

産後クライシスや、熟年離婚は避けたいものだワ。

パンダ母さん

 

母乳を作るホルモン(プロラクチン)はストレスに強くしてくれる

おっぱいを作るホルモン(プロラクチン)は、ストレス耐性を作るという作用もあります。

オキシトシンがストレスを減らすことに続いて!ストレスにも強くなるなんてっ。

ほんっとうに人のからだって、よくできてるのね。

つまり母乳をやっていることがストレスから自分を守ってくれるようにもなってるのね。なんだかもう、自分のからだに「ありがとう」とさえ言いたくなってきたワ。

パンダ母さん

母乳育児や子育てする上でストレスマネジメントが必要なわけ

まとめます。

馬場

イライラの原因はいろんなところにあって、それがストレスになりますよね。

例えば、

  • パートナーと、育児の方針で食い違い
  • 本当は母乳をやりたいのに、母乳が出ているのか不安でそのことがストレス
  • 周りからの母乳育児へのプレッシャー
  • 授乳に伴う痛み
  • サポートしてくれる専門家(助産師、保健師、医師など)を自分の大切にしたい育児の食い違い
  • 周りと比較してしまうこと

など

そんなたくさんのストレスがある中でも、実は母乳育児しているそのこと自体がストレスから守ってくれてストレスにも強くしてくれているそいう側面もあったんです。

むしろ、ストレス下で生きていくことは必要なんじゃないかと思えるほど。

とはいえ、ストレスがあることは母乳育児をする上では

  • 母乳が出にくくなる
  • 産後うつのリスク
  • 産後クライシスのリスク

などのデメリットもあります。

それに「孤独は感染する」ので母親のイライラが子どもに与える影響は計り知れません。

また、産後すぐのパートナーシップは産後クライシスや熟年離婚にもつながるほど大切なものでしょう。

これらのことから、母乳育児や子育てにおいてはストレスマネジメントがとても重要になってきますね。

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